不妊症・不育症のための妊娠しやすいからだづくり

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妊娠のサイン:妊娠の基礎知識

一般的には最終月経の初日からおよそ2週間後に排卵が起こります。
卵巣から排卵した卵子は腹腔内に排卵された後、卵管采に吸い取られ卵管膨大部へと進んでいき、卵管膨大部で精子と出会い受精します。
排卵した卵子は24時間以内に受精し、卵管上皮の線毛細胞の運動と卵管の収縮により卵管膨大部から子宮に向けてゆっくり移動していきます。卵管の長さは約10㎝で受精卵が卵管を4~5日程度かかって通過していきます。
最初は1つの細胞だった受精卵は卵割(受精卵の細胞分裂)を繰り返して細胞数を増やしていきます。
ヒトの受精卵の場合、最初の卵割は受精後薬36時間で観察されます。その後は徐々に速度を速めながら10時間に一回の卵割を繰り返しながら、受精卵は2個→4個→8個→桑実胚→胚盤胞と細胞分裂を繰り返しなが卵管内を通過し、子宮腔に到達します。
子宮に到達した胚は、受精から7日頃に子宮内膜に着床します。
妊娠は、受精卵が着床すると妊娠が成立します。
すなわち、妊娠1ヶ月(妊娠0週0日~3週6日)は最終月経の初日から28日間をいいますが、実際には前半の2週間(妊娠0週0日から妊娠1週6日)は、まだ妊娠はしておらず、妊娠2週末から妊娠3週はじめに着床します。

妊娠による身心の変化

妊娠1ヶ月目という時期は、ほとんど何の自覚もなく、妊娠に気がつかない時期でもあり、多くの方が妊娠2ヶ月に入り、予定月経日になっても月経が来ないことで妊娠の可能性を考えます。
このように妊娠の最大のサインは月経の遅れです。ただし、月経不順の方は判断が難しい場合もあります。
月経の停止以外にも、妊娠を自覚する身体的変化による妊娠のサインとして、帯下(おりもの)の増加や変化、胃の不快感や痛み、風邪症状のような体のだるさ、眠気、倦怠感のほかに、涙もろくなったり、イライラしたり、怒りっぽくなったり精神的に不安定な症状がみられる方もいます。
妊娠の成立にともないさまざまな身心の変化がみられる場合もありますが、妊娠を自覚しはじめる時期も個人差があるため自覚症状だけで妊娠を判断することはむずかしいためまずは市販の妊娠検査薬で調べ、妊娠反応が陽性と出た場合はできるだけ早い時期に産婦人科を受診しましょう。

基礎体温の変化

基礎体温を測定している場合、高温相が20日以上持続すると妊娠の可能性が高いと考えられます。
非妊時には高温相の期間は月経周期の長さに関係なく12~16日であり、18日以上持続することは稀です。
妊娠黄体が形成されるとプロゲステロンの作用により高温相が持続するため、高温相が20日以上持続した場合には妊娠と判断することができます。

妊娠検査薬(免疫学的妊娠反応)が陽性となる

妊娠するとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とうホルモンが分泌されはじめ、妊娠検査薬は、母親の尿の中に出ているhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とうホルモンを検出する検査方法です。
hCGとは、将来胎盤となる絨毛細胞から分泌されるホルモンで、妊娠3週から増え始め、母親の血中に入ったhCGは尿中に排出され、妊娠反応が陽性であるということは受精卵が着床し絨毛細胞が存在することを意味します。
市販の妊娠検査薬には月経予定日から調べられるものから月経予定日の1週間後から調べられるものなどの種類がありますが、どれも妊娠反応を調べるキットに尿をかけるだけで調べられます。
ただし、妊娠検査薬といっても尿中のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を検出できたということを意味するだけでhCG産生腫瘍や絨毛疾患でも陽性となりますから妊娠の確定診断とはなりませんから早めに受診する必要があります。

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