不妊症・不育症のための妊娠しやすいからだづくり

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ビタミンDとは:卵巣・卵子の老化を防ぐ食生活

ビタミン Dは脂溶性ビタミンの1つでビタミンD2(エルゴカルシフェロール) とD3(コレカルシフェロール) があります。
ビタミンD2はきのこや納豆などの植物性食品に含まれ、植物ステロールであるエルゴステロールが植物体のなかで紫外線照射を受けることで光化学反応を起こして作られます。
ビタミンD3は肉及び魚類肝臓などの動物性食品に含まれ、コレステロールが生合成される際の代謝産物である7-デヒドロコレステ ロールに紫外線が照射されることで起る光化学反応とその後の体温によって起る熱異性化反応によって作ら、この反応は動物の皮膚表面で進行すると考えられています。
最近、紫外線の観点から日光を避ける女性が多く、そのことが若い女性のビタミンD不足を招いているともいわれています。

ビタミンDのはたらき

ビタミンDの体内での主な働きは、
・カルシウム・リンの吸収 …ビタミンDは小腸でのカルシウム、リンの吸収を高め、骨や歯への沈着を促進するはたらきがあります。
・カルシウムの再吸収 …ビタミンDは腎臓でカルシウムの再吸収するはたらきがあります。
・筋力の維持 …ビタミンDは筋肉へカルシウムを運び、筋力を維持するはたらきがあります。
・免疫力の調整 …ビタミンDが免疫機能を高め、さまざまな病気のリスクを低下させる働きが期待できる。
・その他 …うつの予防、がんの予防、カゼ・インフルエンザといった感染症の予防、糖尿病の予防、ダイエットなどさまざまな効用があることがわかってきています。

ビタミンDの摂取

ビタミンDの食事摂取基準

ビタミンDの1日の目安量は成人の男女で5.5μgで、妊婦(付加量)は1.5μg、授乳婦(付加量)は2.5μgです。
日本の食事摂取基準2010年版ビタミンD耐容上限量は成人で50μg/日となっています。

ビタミンDの摂取状況

平成24年度の国民健康・栄養調査によると、成人女性のビタミンDの摂取量の平均値は18~29歳で5.5μg/日、30~49歳で5.8μg/日、妊産婦は4.7μg/日、授乳婦は6.9μg/日で、一般成人女性においては食事摂取基準に定められた一日の目安量を満たしていますが、妊産婦においては摂取量が不足しています。

ビタミンDが含まれる食品

ビタミンDを多く含む食品には、うなぎ、かつお、天日干しのしいたけ、きくらげ(乾)、あんこう(肝)、サケ、サバ、にしん、うなぎなどがあります。

ビタミンDの過剰と欠乏

ビタミンDの過剰と欠乏には以下のようなものがあります。

ビタミンDの過剰

ビタミンDは脂溶性ビタミンであり、過剰に摂取すると体内に蓄積されるため過剰摂取にならないよう注意が必要ですが、ビタミンDを含有する食品は極めて少ないため食事でビタミンDを摂る分には心配ありません。問題となるのは、サプリメントなどによる過剰摂取です。
ビタミンDを慢性的に過剰摂取すると骨からカルシウムが溶け出し血液中のカルシウム濃度が上昇する高カルシウム血症となり、全身倦怠感や食欲不振、嘔吐、下痢、脱水症状、体重減少などの症状がみられるようになり、さらに、血管内や腎臓などにカルシウムが沈着して動脈硬化や腎障害を招く恐れがあります。
過剰症には、高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化障害があります。

ビタミンDの欠乏

ビタミンDが欠乏すると、小腸や腎臓でのカルシウム吸収量が減少し、体内でのカルシウム利用能が低下し、小児ではくる病、成人では骨軟化症の発症リスクが高まります。
また、慢性的にビタミンDが不足すると骨粗鬆症性骨折のリスクが高まります。とくに更年期の女性、高齢者などは注意が必要です。

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