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排卵と黄体化:卵巣・卵子の老化の基礎知識

一般的に生殖可能な女性の卵巣からは、約1ヵ月に1回、卵巣内で成熟した卵胞が破裂し、その中にある卵子が通常は1個の腹腔内に排出されるます。
これが排卵です。
排卵が起これば、卵巣内に黄体が形成されます。

LHサージとは

約2㎝程度に大きくなった成熟卵胞は、増殖した顆粒膜細胞より多量のエストロゲンを分泌し、卵胞期の終わり頃にエストロゲンの血中濃度が急激に上昇することにより、視床下部ー下垂体系へポジティブ・フィードバックが働き、LH(黄体形成ホルモン)の急激な分泌の亢進が起こります。これをLHサージといいます。

LHサージと排卵

LH(黄体形成ホルモン)は卵胞にはたらき、成熟卵胞の基底卵胞壁の細胞のアポトーシス(自然死)、血流の上昇、血管透過性の亢進、卵胞内圧の上昇を招き、これらの結果卵胞壁が内圧に耐えられなくなり排卵が起こります。
LHサージは排卵そのものにもはたらくとともに、減数分裂の前期で中断していた卵は長い眠りから目覚めて減数分裂を再開させます。

黄体化とは

排卵後、LHは顆粒膜細胞および夾膜細胞の黄体化を促進させます。
排卵後の卵胞では顆粒膜細胞および夾膜細胞が肥大し、黄体細胞に変化して血管再生が盛んとなります。
黄体化にともなう主な変化は、酵素活性の変化により多量の黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるようになります。
黄体の機能は、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌することで、このホルモンは卵および受精卵の卵管内輸送ー着床ー胚形成を助けるはたらきがあります。
黄体機能は着床が起こらなければ、約2週間で衰退し、血中エストラジオール(E2)、プロゲステロン濃度が低下し、卵胞発育が再開されます。
さらに、血中エストラジオール(E2)、プロゲステロン濃度の変化により肥厚した子宮内膜を支えられなくなるため、子宮内膜が剥離し月経が起こります。

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