不妊症・不育症のための妊娠しやすいからだづくり

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子宮とは:妊娠の基礎知識

子宮は子宮内膜に着床した受精卵を発育させ、胎児を成長、発育させる器官です。

子宮の位置と形状

子宮は膀胱と直腸の間に位置する西洋梨状の器官で、非妊娠時の大きさは鶏卵大で、子宮は長さ7~8㎝、幅約4㎝、厚さ約3㎝、重さ40~60gでの大きさです。
子宮は、子宮底部、子宮体部、子宮頚部の3つに分けられます。
子宮底部は、子宮の最上部でその両端から卵管が伸びています。
子宮底部の下方が子宮体部で、次第に細くなって子宮頚部に移行します。
子宮頚部はさらに膣上部と子宮膣部に分かれます。
子宮は膣に対して約90度前方に傾き、子宮自体もお辞儀をするように約10度前方に前屈し、前傾前屈が正常子宮の体勢です。

子宮の構造

子宮は妊娠時に胎児を宿す頑丈な構造が求められ、粘膜(内膜)、筋層、外膜の3層からできています。
粘膜は内膜ともよばれ、ホルモンの作用を受けて周期的に大きく変化します。
筋層は縦走、輪状、斜走する平滑筋が絡み合っています。
外膜は子宮を覆う腹膜から構成されています。

子宮内膜

子宮は厚い平滑筋からなり、その中が子宮腔です。
子宮体部の内腔は逆二等辺三角形をしており、上部の両端を子宮卵管角といい、卵管に通じています。
三角形の下端の頂点は内子宮口といい、これから下方に向かって子宮頚管に移行します。
子宮腔の長さが通常7㎝あります。

子宮壁

子宮体部の子宮壁は、①子宮外膜、②子宮筋層、③子宮内膜の3層からなります。
子宮外膜は骨盤腹膜の延長で、子宮表面をおおっています。
子宮筋層は厚い平滑筋からなっています。
子宮体部の子宮腔は、子宮内膜とよばれる粘膜でおおわれています。
子宮内膜は月経周期によって著しく変化します。

子宮の支持

子宮は骨盤腔の中央に存在し、子宮広間膜、子宮円索、基靭帯、仙骨子宮靭帯などの子宮支持組織によって一定の位置に固定されています。
骨盤の出口は、筋肉、筋膜、結合織によって閉鎖されており、これが骨盤底といいます。

頚管粘液

子宮頚管の内膜は頚管粘液ともよばれる粘液を分泌します。
頚管粘液の性状および量は、卵巣から分泌されるホルモンによって変化します。そのため、月経周期によって変化がみられ、排卵期の頚管粘液は鶏卵の卵白状と停止透明となります。

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