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女性の生殖器:妊娠の基礎知識

生殖に関与する器官を生殖器といい、ホルモンの作用により生殖のために機能しています。

女性生殖器の発生と成長

受精後、6~7週は男女の性差はなく、性差が発生してくるのは胎生12週ころからで、Y染色体の影響で男性生殖器の特徴が現れてきます。
すなわち、性腺は本来、女性になっているもので、Y染色体の影響を受けたもののみが男性となってきます。
外性器の形による男女の区別を第一次性徴といい、視床下部ー下垂体ー生殖腺の内分泌の機能が再活発化する8~9歳頃になると第二次性徴がみられます。
第二次性徴には、視床下部から分泌されるゴナドトロピン放出ホルモン(Gn-RH)は、下垂体前葉を刺激し、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体刺激ホルモン(LH)が分泌されるようになります。
卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体刺激ホルモン(LH)はともに卵巣を刺激し、卵巣内では卵胞からエストロゲン、黄体からプロゲステロンが分泌されます。
エストロゲンとプロゲステロンは、卵巣と副腎から分泌される男性ホルモンのアンドロゲンと共同で乳房、子宮、卵巣、膣、性毛を発育させ、第二次性徴を促進させます
二次性徴は、脂肪沈着、乳房、身体発育の加速、陰毛、初経お順序でみられます。

女性生殖器の構成

女性の生殖器は、体表から見ることができる外性器と体内にある内性器に分けられます。
内性器は骨盤の中におさまっており卵巣、卵管、子宮、膣からなり、卵巣と卵管をあわせて付属器といいます。
外性器は、外から見える部分で、恥丘、大陰唇、小陰唇、バルトリン腺、膣前庭、陰核、外尿道口、膣口、会陰からなります。

女性生殖器の位置

女性の生殖器は、大部分が骨盤の中にあり、骨盤内で膀胱と直腸の間に位置し、上部は卵管、下部には膣の上部と繋がっています。
子宮の子宮の上部を子宮底、下部を子宮頚部といい、膣の上部に突き出しており、膣の開口部は、外陰部に位置しています。