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排卵とは:妊娠の基礎知識

排卵とは、卵巣内で成熟した卵胞が破裂し、その中にある卵子が腹腔内に排出されることをいい、多くは月に一度起こります。

卵胞の発育

原始生殖細胞から生じた卵細胞は、出生時原始卵胞という状態にあり、その数は左右の卵巣で50~100万個といわれています。
この数は成長するにつれて減少し、成熟女性では1万個程度になっています。
女性の生涯を通じての排卵数は500個未満で、これ以外の卵胞は成熟過程で退縮してしまいます。
思春期以降になると、いくつかの原始卵胞が成熟を始め、月経周期ごとに数個の卵胞が下垂体から分泌されるFSHに反応してさらに成熟します。
このなかで、通常各月経周期に1個の卵胞のみが完全に成熟し、排卵に至り、他の成熟過程の卵胞は死滅、変性し、閉鎖卵胞となります。
成熟過程の卵胞を構成する顆粒膜細胞からはエストロゲンが盛んに分泌され、エストロゲンの増加により、LHサージが引き起こされ、その16~24時間後に排卵がおこることはわかっていますが、排卵の詳しいメカニズムはまだ解明されていません。

排卵のしくみ

人の卵巣からは、約1ヵ月に1回、一般的には1個の卵が排卵されます。
排卵が起これば、卵巣内に黄体が形成されます。
黄体は、妊娠が成立しなければ、12~14日で退縮するため、排卵後14日目には黄体ホルモンによって維持されていた子宮内膜がはがれて、月経が発来することになります。
排卵には、視床下部・下垂体・卵巣系の内分泌学的調査機構が重要な役割を示しています。
視床下部からゴナドトロピン放出ホルモン(GnRh)というホルモンが分泌されます。
このGnRH衰退に作用し、ゴナドトロピンと呼ばれる卵胞刺激ホルモン(FSH)というホルモンと、黄体化ホルモン(LH)を分泌します。
このホルモンが卵巣に作用し、エストロゲン、プロゲステロンという2つの代表的な性ステロイドホルモンを分泌させます。
FSHはまず卵巣の中にある発育卵胞を刺激します。
月経の開始時点で発育しており卵胞は5ないし6個と考えられています。
FSHに刺激された卵胞の顆粒膜細胞からは、エストロゲンが分泌されるようになってきます。
FSHにより発育し始めた複数の卵胞の中で排卵まで進む主席卵胞の選別が起こります。
1周期毎に通常は1個の卵胞が代表となり、他の卵胞はその時点で発育が止まってしまい、この主席卵胞だけが発育し続けます。
卵胞は約2週間ほどで成熟します。
この主席卵胞から分泌されるエストロゲンが高くなってくると、中枢である視床下部や下垂体は卵胞が成熟したことを感知し、下垂体からは排卵を促すLH大量放出されます。
これはLHサージと呼ばれますが、これが引き金となって排卵が起こります。
排卵過程で成熟卵胞の増大によって膨隆した卵胞壁の外壁は薄くなります。
卵巣表面に近い卵胞壁の局部では血流の変化が起こり、膨隆部唐津医に破裂することになります。この部分は卵胞斑と呼ばれ、卵は卵丘を構成する顆粒膜細胞(卵丘細胞)と共に排出されます。
排卵が起こると、卵胞の残りの組織は黄体となり、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるようになります。
LHは、卵胞の顆粒膜細胞や莢膜細胞を黄体化させる作用もあります。
この黄体ホルモンは、エストロゲンと協力して子宮内膜を着床しやすい分泌期に導きます。
受精卵が着床しなければ、黄体は退縮し、プロゲステロンは低下し、子宮内膜がはがれ落ち月経になってしまいます。
視床下部、下垂体、卵巣系があたかも時計の歯車のようにうまく絡み合ってはじめて、排卵・月経の周期が形成されます。

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