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続発性無月経とは:妊娠の基礎知識

続発性無月経とはそれまであった月経が妊娠以外の理由で3ヵ月以上みられないものをいいます。

続発性無月経の分類

続発性無月経は、性ステロイドホルモン投与後の消退出血の有無により第1度無月経と第2度無月経に分けることが出来ます。

第1度無月経

第1度無月経とは、ゲスターゲン(プロゲステロン)を投与した結果、消退出血がみられるものをいいます。

第2度無月経

第2度無月経とは、ゲスターゲン(プロゲステロン)を投与した結果、消退出血がみられず、エストロゲンを併用してはじめて消退出血がみられるものをいいます。

続発性無月経の原因

続発性無月経の原因は、場所によって視床下部性、下垂体性、卵巣性、子宮性にわけられます。

視床下部性無月経

続発性無月経のなかで一番多くみられるのは、視床下部性の無月経で、視床下部から分泌されるゴナドトロピン放出ホルモン(Gn-RH)の分泌障害により起こります。
視床下部性無月経の原因としては、極端なダイエット、神経性食欲不振症(拒食症)などの摂食の異常、心身のストレスなどがあります。
多嚢胞性卵巣症候群の一部もこれに含まれます。

下垂体性無月経

下垂体性無月経とは、何らかの原因で下垂体が障害を受け、脳下垂体から分泌されるゴナドトロピン(卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH))の分泌障害が起こります。
下垂体性無月経には、、脳下垂体前葉にあるFSHやLH産生細胞の機能障害により起きる無月経と、プロラクチ ン産生腫瘍(プロラクチノーマ)が脳下垂体前葉にできた場合に起きる無月経に分けることができます
下垂体性無月経の原因としていは、大量出血が原因で起こるシーハン症候群、下垂体腫瘍、外傷、下垂体の手術、放射線治療などがあります。

卵巣性性無月経

卵巣性無月経とは、卵巣に原因のある無月経や排卵障害を卵巣性無月経といいます。
卵巣性無月経の原因としては、卵巣の手術、放射線治療などがあります。

子宮性無月経

子宮性無月経とは、子宮内膜の炎症や癒着により起こる無月経をいいます。
子宮性無月経の原因としては、結核性子宮内膜炎、流産や過去の子宮の手術の後遺症として、子宮の内部の壁が癒着してしまうシャーマン症候群などがあります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

卵巣内部に多数の閉鎖卵胞ができた状態を多嚢胞性卵巣症候群といい、無排卵や無月経になります。

高プロラクチン血症

高プロラクチン血症とは、下垂体前葉からのプロラクチン分泌が過剰になった状態で、下垂体腫瘍や視床下部機能障害、薬剤によるものが多く、20~30代の若い女性に多い疾患です。

続発性無月経の検査・診断

続発性無月経の診断には、基礎体温をつけ、排卵がおこっているかどうか確認します。
まずは無月経の診断を行うために問診・視診・内診などがおこなわれ、さらに染色体検査、超音波検査、MRI検査、腹腔鏡検査などがおこなわれ原因と確定診断がなされます。

続発性無月経の治療

続発性無月経の治療として、ダイエットやストレスなど生活に問題がある場合は、その原因を除去するよう指導がおこなわれます。
生活改善がおこなわれても月経がみられない場合などはホルモン療法がおこなわれます。
第1度無月経、第2度無月経に対しては卵胞ホルモンと黄体ホルモンのホルモン製剤を投与し、月経をおこす治療がおこなわれます。
甲状腺や副腎皮質など原因となる病気がある場合は治療がおこなわれます。

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