不妊症・不育症のための妊娠しやすいからだづくり

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免疫学的異常による不育症・MENU

全身性エリトマトーデス(SLE)などの自己免疫疾患をもつ女性が流産や死産を繰り返すことがあり、血栓症あるいは異常妊娠の既往がある場合、自己抗体である抗リン脂質抗体を有するがあり、これを抗リン脂質抗体症候群(APS)といいます。

全身性エリトマトーデス(SLE)とは

全身性エリテマトーデス(SLE)は自己免疫異常を基盤として発症し,多彩な自己抗体の産生により多臓器を障害する全身性炎症性疾患であり,膠原病(結合組織疾患)の代表的疾患であるとともに,代表的な全身性自己免疫疾患です。
全身性エリテマトーデスは、英語の病名は「Systemic Lupus Erythematosus」で、その頭文字をとってSLEと呼ばれます。
「Systemic」とは全身性という意味で、炎症が全身の色々な臓器に起こる特徴を指しています。また「Lupus」とはラテン語で「狼」を意味し、 SLEの特徴的な症状の一つである、蝶の形をした頬の発疹が、あたかも狼が噛んだあとに似ていることに由来するとされています。

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抗リン脂質抗体症候群(APS)とは

抗リン脂質抗体症候群(Antiphospholipid syndrome : APS)とは、血液中に抗カルジオリピン抗体や、ループスアンチコアグラントなどの抗リン脂質抗体という自己抗体が証明 され、習慣性に(2回以上)流産を起こしたり、脳梗塞、肺梗塞、四肢の静脈血栓症など動静脈血栓症を起こしたり、血液検 査上で血小板が減少する、というような症状や所見をきたす疾患です。
抗リン脂質抗体症候群(APS)は、全身性エリテマトーデス(SLE)を始めとする膠原病や自己免疫疾患に合併して起こるものを続発性抗リン脂質抗体症候群(二次性抗リン脂質抗体症候群)と、他の膠原病を合併しない原発性抗リン脂質抗体症候群(APS)があります。
反復性血栓症と不育症を特徴とする自己免疫性血栓性疾患である抗リン脂質抗体症候群の中に微小血栓により短期間に多臓器不全をきたす予後不良の一群があり近年注目されている.このような疾患群を劇症型抗リン脂質抗体症候群(CAPS)といい原因は末だ不明です。

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